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悩み:寝ているときにいびきをかく

症状の見方
「いびきは体質だから仕方ない」と思われることがありますが、毎晩大きないびきが続き、途中で呼吸が止まっていると言われる、朝すっきりしない、昼間に強い眠気がある、といった場合は注意が必要です。
睡眠中にのどの空気の通り道が狭くなり、呼吸が止まったり浅くなったりする病気を、閉塞性睡眠時無呼吸症候群といいます。
元資料でも、いびきは睡眠中の気道狭窄を示す代表的な症状として位置づけられています。
考えられる原因
この病気があると、眠っていても何度も身体が目覚める反応を起こすため、睡眠の質が低下します。
その結果、起床時の頭重感、口の渇き、倦怠感、集中力低下、居眠り運転の危険などにつながります。
さらに、高血圧、糖尿病、不整脈、脳卒中などとの関連も知られており、「ただのいびき」と軽くみないことが大切です。
体格がしっかりした方に多い印象がありますが、あごが小さい方や鼻づまりが強い方など、やせている方でも起こります。
検査・治療の考え方
診断には、自宅で行う簡易検査や、必要に応じて一晩かけて詳しく調べる睡眠検査を用います。
治療は重症度や体の状態に応じて、減量、寝酒を控える、横向き寝を意識する、鼻づまりの治療、マウスピース、CPAP療法などを組み合わせます。
大切なのは、「いびきがあるか」だけでなく、「日中の眠気や熟睡感のなさがあるか」まで丁寧に見ることです。
ご家族に呼吸停止を指摘された方、会議中や運転中に眠気が強い方は、早めの受診をおすすめします。
受診の目安
- 症状が週に何度もある
- 日中の眠気や生活への支障が目立つ
- ご家族が心配するほど症状が強い
- 安全面の不安(転倒・運転・けが)がある
まとめ
睡眠のトラブルは、体質だけでなく治療可能な病気や生活リズムの乱れが背景にあることがあります。
症状が続くときは、早めに原因を整理することが改善への近道です。
